三軸圧縮試験装置

地盤系

三軸圧縮試験装置

設備の概要

本試験装置は材料試験から部材試験あるいは小型の構造物試験まで多様な試験体に対して加力する万能試験機である.ねじ竿式を採用しているためメンテナンスが容易であるとともに,騒音を抑え安全かつ高精度に加力することが可能となっている.また,高温引張試験を実施できるよう加熱炉および温度制御装置等を備えている.

3軸載荷実験システムセットアップ例

◆最大圧縮容量   :50kN   ◆ジャッキストローク:70mm
◆静的載荷速度   :0.002~2.0mm/min(DCサーボモータ制御のスクリュージャッキ使用)
◆動的載荷速度   :0.01~1Hz(空圧サーボ使用)  ◆最大セル圧  :800kPa
◆供試体サイズ   : 直径:50mm or 70mm , 高さ:100mm or 140mm

研究内容例

(1)各種堤防土の力学特性の把握と強度定数の同定   堤防土の安定性照査を行うための強度定数は,それを求める試験条件によって大きく変わるため適切な試験条件で強度定数を決める必要がある.本装置を用いて,河川堤防で採取した多くの堤防土を用いて,三軸試験を実施することにより,各種の試験条件で得られる強度定数について,土質特性と対比しながら検討を行っている.下図は,せん断試験時の排水条件の相違により,同じ堤防土であっても得られる力学特性や強度定数が異なることを示している.